ハワイ★ホノルルオワフ島のホノルルはいわずと知れたハワイ観光の中心地。 >あらゆる旅の楽しみがこの都市に凝縮されているらしい・・・。 僕が大学生だった若造の頃、無謀にもフルマラソンに参加したことがある。 http://www.honolulumarathon.jp/ それまでは校内マラソン大会かなんかで10km走ったのが最長記録だった。 高校時代の5kmのタイムは女子が見てれば18分、見てなければ22分くらいのレベル。ごく平均的。 参加理由は"I wanna show girls how tough I am."という下心。 それだけだった(苦笑)。 一緒に行ったのは陸上部あがりで1500mを4分台で走る友人2人。 僕とは違って自身満々であった。 参加申込を終えた9月、単車を転がしていた僕は、自分で転がって左の腰を骨折しオペをうけるはめになった(驚)。 医者には「骨がくっつかないから12月のマラソンはダメ」と宣告された(涙)。 入院初日は車いす、2日目からは松葉杖の生活が始まった。 僕は医者の忠告を無視し、右足1本で大学病院の階段を上り下りしながら、孤独なリハビリを始めた。 やがて12月がやってきた。 マラソンの参加費も払ってしまったし旅行費用も一部払ってしまった為、ぶっつけ本番でマラソンに参加することに決めた。 やばくなったらリタイアしよう・・・と。 友人たちも「ゆっくり走ろうぜ!」と気をつかってくれた(涙)。 そして当日、僕ら3人はスローペースで走り出した。 マラソン参加者は30000人以上いて、2/3が日本人だった。 日本のフルマラソンには交通規制の関係上、参加基準があるが、ホノルルマラソンは誰でも参加できる大会だ。 42.195kmを8時間以内で完走すればいい(当時は)。 僕ら3人は順調に走っていった。 ところが、突然、後ろから身長185cmサラサラヘアーのサングラス男が、僕ら3人を軽く追い抜いていった。 そして沿道から「キャー、栄ちゃん、頑張ってー」の黄色い声! そう、彼は人気があったころの吉田栄作だったのだ(驚)。 それに反応したのが陸上部あがりの友人2人! 「吉田栄作に勝って、自慢話にする」と言い残し、体調不良の僕をおいてgone~消えてしまった(苦笑)。 取り残された僕は一人で走ることになってしまった。 Halfの地点で2時間経過、「一人で走っているわりには上々~♪」、と思ったのもつかの間のこと・・・ 骨折部分に激痛!!! 左足が痺れて走れなくなった・・・ 残りのHalfは足を引きずりながら徒歩・・・4時間かかった。 痛くて痛くて、途中で何回棄権しようかと思った。 途中で何回も立ち止まり、何回も座り込んだ。 とてもクサイ言い方だけど、身をもって「立ち止まっても休んでもいいから前に進む」ことの大切さを学んだ。 逆に言えば「ここまで来て、また骨折箇所を痛めてたのに、棄権したら何も残らない」と思った。 スタートから6時間後、僕はゴールし倒れこんだ。 涙と振るえが止まらず動けなかった。 その夜、発熱し残りの日はホテルで過ごした(涙)。 僕の順位は3万数千人中、15000番。 友人たちは吉田栄作に僅差で勝利して3000番台だった。 時間と余裕があれば、今度は万全の体調で走ってリベンジしたいと思っている。 後に、この話は美談に編集して就職活動の時によく使った(笑)。 「何事も最後までやりとげる性格です!!」とか言って。。。 ★ホノルル2回目 出発は4/16(土)、19:45、成田発のCI018。 集合は成田空港の第2ターミナルに17:45。 僕が住んでいる地域からは空港行きのリムジンバスがあり、しかもバス停までは徒歩圏である。 千葉人で良かった! と優越感に浸れる数少ない瞬間である(苦笑)。 今回の参加者は横浜から叔父(父の弟)夫婦、静岡から祖母と叔母(父の妹)夫婦と従兄、埼玉から従妹。 そして千葉からは両親と僕…。 4月から新しい職場で働き始めたウチの嫁さんは留守番である(笑)。 ウチから成田空港までは高速道路の渋滞具合によって所要時間が違うが最悪60分みておけば大丈夫である。 ということは16時過ぎに自宅を出れば余裕なはずなのだが、叔父から連絡があり「早めに来い!」とのこと。 叔父は今回の旅行の責任者で、キャラは角刈り豪快系、パっと見は893っぽいがユーモアたっぷりの人物である。 その後、父からも連絡があり「実家に寄ってから空港に行け!」とのこと。 何故、実家に寄るかというと「両親の荷物持ち」のためである…。 以前の日記にも書いたが今回はタダで旅行をさせてもらうので文句は言えない(泣)。 僕の荷物はボストンバック1個だけ…、中身はゴムの伸びた靴下や下着など現地で捨てる予定の衣類ばかり。 こういうときのために古い下着はとっておいてある(笑)。 この旅行に勝負下着は必要ないし…、とにかく旅の基本は「身軽に」である! ところが実家に行くとデカいトランクが2個…(大汗)。 こ、これをオレに持っていけ!と言うのか…。 僕はキレた…。 その場でトランクを開け、空港並の荷物チェック開始…。 そして不要な衣類は全部置いていかせた。 4泊6日の旅なので、日数以上の衣類はいらないのだ。 さて成田空港には集合時間の2時間前に到着した。 到着後、叔父の携帯に連絡をいれると既に全員が集まっていた。 出発までは、まだ4時間以上もある…。 全員が集まると、「さあ~て、一杯やるかぁ~!」と叔父が言い出した。 しかしながら僕はダイエット中…、ビールは大敵である…。 その日の朝の体脂肪は変動ナシで17%だったが体重は63.8kg、 とうとう64kgも切り10年前の体重に戻ったところだった。 最近の生きがいが体脂肪計の僕にとって、この旅行中にリバウンドがおこることは避けたかった。 「3kg太って帰国しました~♪」とかである。 とにかく僕は「ダイエット中なので、ビールは結構です~」とやんわりと断った…。 すると叔父たちは「お前、何言っているんだ! ダイエットなんて必要ないだろ!」と一喝!(汗)。 そして半強制連行され、空港内のレストランで飲み会開始…。 僕は食べないと飲めないので、太るとわかっていながらも食べながら飲んだ。 とりあえずジョッキ2杯飲んだところで、もう限界のフリをして勘弁してもらった。 もちろん飲み代はタダである(笑)。 出国審査とセキュリティチェックを終えると、ビジネスクラスの叔父たちは専用ラウンジへ…、 エコノミークラスの僕は同僚からタバコの買い物を頼まれていたので免税店へ行った。 ちなみに免税範囲は国産タバコが1箱、外国産タバコが1箱の計2箱まで。 頼まれていたKENTのメンソールは1600円だった…。 ハワイで買った方が安いかな~?とも思ったが、とりあえず1箱だけ買った。 (注:ホノルルではKENTのメンソールは20ドル、約2200円だったので成田で買う方が安い。 また他の銘柄もチェックしたが、成田空港内の免税店の方がホノルルより安かった。) さて中華航空に搭乗すると席はガラガラだった。 早速、僕は席を移動…、3人掛けの座席を独り占めした(笑)。 これも旅の鉄則である! 何故、ハワイ行きに中華航空??? とも思ったが未体験だったのでヨシ!としよう。。。 ちなみに中華航空は台湾の航空会社らしい。 しかしいつもながら思うことだが、スッチーの征服、いや制服は良い!(汗)。 中華航空はチャイナドレスを基調にしているが、特に”slit in a skirt”が足フェチの僕には…(以下自己規制)。 個人的なことだが、女性はまず足首!そして足である!次にウエスト、最後に顔…(大汗)。 それにしてもスッチーたちのスタイルは良かった。。。 ただ本当の性格はわからない…。 まあ、とにかく機内での飲み物で缶ビールを2本飲み、3人掛けの席に寝そべって仮眠をとった。 そして日本時間夜中の2時、現地時間7時にホノルルに到着した。 もちろん、2時起きしたようなもんなのでかなり眠い。 しかし眠気も吹き飛ぶようなことが起こった…。 まず入国審査では全員、指紋と顔写真を撮られた。 今までの入国審査にはなかったことなので少し驚いた。 そして予想通り僕は係員に捕まって別室へ連行された…(大汗)。 実は入国審査で捕まったのは初めてのことではない。 僕の名前はある容疑でブラックリスト入りしているのだ…。 僕が連れて行かれた別室は内側からドアを開けることができず、係員は拳銃を装備していた。 その部屋にいる外国人はいかにも不法入国者の香ばしい匂いがする、ひと目見てヤバそうな人たちばかり…。 僕が係員からの尋問を受けたりして拘束された時間は計3時間だった。 初めはキレたキャラを演じ、係員にディベート勝負に持ち込んだ…。 係員に”Calm down.”を連発されるほどの勢いで自分の主張を通した…。 ところが日本に強制送還されそうになったので、従順キャラに方向転換し泣きを入れることにした(苦笑)。 93歳になる車椅子の祖母を世話するために来た…とか、孝行野郎キャラにも変身…。 そして数枚の誓約書を書かされ、帰りの航空券も持っていたため何とか入国できた。 空港の税関を出ると送迎バスはとっくにいなくなっていて、僕はタクシーでホテルまで行くはめになった。 空港からワイキキのホテルまで金額は約30ドルだった。 余計な出費だったが係員と英会話のタイマン・レッスン料だと割り切ることにした。 しばらく英語は使っていなかったので、ちょうどよいウォーミングアップだった…ということにしておこう(苦笑)。 さてHyatt Regency Waikiki Resort and Spaに到着したのが11時、祖母や親戚たちがロビーで僕を待っていた。 ホテルのチェックインが13時からなので部屋で休むこともできず、 僕が到着してないのでどこかへ行くこともできず、ずっと待っていたらしい。 何故、毎回米国に行くときに捕まるかというと「過去の不法滞在」容疑があるからである。 米国にはビザ無しで入国できるが3ヶ月以上滞在してはいけないという決まりがある。 昔、僕はNYに行き観光した後、バスでカナダのモントリオールに行った…。 そのとき国境を越えたわけだが、パスポートに出入国スタンプを押されなかった。 何かおかしいなぁ~? とは思ったが、 以前、ヨーロッパを列車で旅したときも国境を越えてもパスポートに出入国スタンプを押されなかったし、 ここも同じようなもんかな? くらいの認識だった。 そしてカナダに数ヶ月滞在して、シカゴから東京行きの便で帰国した…。 つまり滞在していたのはカナダなのだが、INとOUTが米国のため記録上は米国に滞在したことになっている。 前に捕まったときも文句を言って、「記録は訂正しておくよ」ということになったのだが結局訂正はされていなかった。 今回、その件ではカナダにいたことを証明できるものを持って米国大使館に行くことになり、紹介状も書いてもらった。 自分に落ち度があり入国拒否なら納得できるが、米国には10日もいなかったのに不法滞在にされるとキレる! しかし親戚たちを待たせたのは僕のせいだし、やり場のない怒りを覚えた…(激怒)。 まあ、とにかく乾杯ということでホテルの3Fにある Terrace Grilleへ行った。 ここからはワイキキビーチを見下ろすことができ、本当にリゾート地に来た♪ と実感できた。 景色はいいが、料理は全てマズかった。 10人中10人がマズいと言ったほどだ(苦笑)。 勢いで飲んでしまったバドワイザーのビール1本分の値段と、ABCマートに売っていた缶6本がほぼ同じ値段だった。 おいおい缶ビールの6倍かよ~、って感じ(苦笑)。 お金に余裕のない方は、ABCマートやセブンイレブンで缶ビールを買うことをオススメ。 バドワイザー6本で5ドルくらいだったから1本100円以下である。 この安さはダイエット中の僕にとっては拷問だった…。 13時になり部屋にチェックインすると部屋には大きなダブルベットが1つあった…。 僕は2つ年上の従兄と同室である。 僕の16人いるイトコの内、今回参加した2名のイトコは親しさではBEST3に入るイトコたちなのでラッキー♪ でも従兄と一緒のベットには寝るわけにいかないので、僕はエクストラベットで寝ることにした。 優しい従兄は「大きなベットは交替で使用しよう」と言ってくれたが、僕はタダ旅行の身分なので辞退した…。 その日の午後は全員でカラカウア通りを歩いた。 最初に寄ったのが International Market Place…、ここは13年前にも来たことがある場所だ。 巨大なバニヤンツリーの周りに、いくつもの小さな店が集まっていてアクセサリーや小物類の店が多い。 店の大半が小さなワゴンタイプのものだ。 それから訪れたのが恒例の DFSギャラリア…(笑)。 案の定、女性たちの目が輝き始めた…。 結局、自由行動、18時にホテル集合、19時に食事ということになった。 この時点で16時である。 僕は趣味で集めているGuitar Pinを買うためにDFSからHard Rock Cafeへ向かった。 そう、自分が訪問した都市のHard Rock CafeのGuitar Pinを集めるのが趣味♪ ホノルルのGuitar Pinは前回、買いそびれたのだ。 そしてHard Rock CafeでGuitar Pinを購入した後に向かったのがアラモアナ ショッピングセンター…。 徒歩で到着した時間が16時45分。 18時までに(歩いて)ホテルに帰らなければならないので、店を見る時間はなかった。 13年ぶりに訪れた感慨にふけりながら、すぐに僕は帰路へついた。 これはダイエットのためのウォーキングである! アラモアナショッピングセンターからホテルまでは徒歩で45分。 往復で1時間半ウォーキングし、飲んだビールの分の汗を流した…。 ホテルに帰りシャワーを浴びてから、向かったレストランがHY'S STEAK HOUSE である。 ここは重厚な英国調のインテリアに書斎を配した大人の雰囲気が漂う店。 この店のウリはやっぱりステーキとロブスター。 僕はエビ関係が大嫌いなので、フィレ肉をトリュフのソースで食べた。 ワインもおいしいし、料理も最高においしかった。 店の雰囲気もいいし最高♪ ホノルルに行く方はぜひ! …といい気分になって請求書を見たら1XXXドルだった(激汗)。 あれ?僕は30ドルくらいしか食べていないのに…、1人100ドル以上? 僕はダイエット中なので腹8分目で食べるのを止めておいたのだが、 みんなステーキ&ロブスターを注文し、ワインのボトル数本を飲んでいたのだ。 もちろん僕は100ドルなんて払う気なし、払う素振りすらせずタダ食いしたのであった。 ホテルに戻ると時差ボケとアルコールのせいか速攻で寝てしまった。 部屋の片隅のエクストラベットで。。。 ホノルル滞在2日目…。 御老体の皆様は時差ボケと旅の疲れのせいか昼まで寝ているとのこと(苦笑)。 ビジネスクラスの方々とは違って僕の旅行パッケージには朝食が含まれていないので、 僕はウォーキングを兼ねて朝の街を散歩することにした…。 時刻は7:30。 ホテル内のABCマートで僕はおにぎり1個、野菜ジュースとミネラルウォーターのボトルを買った。 そしてi-Podで音楽を聴きながら早朝ウォーキング開始♪ とりあえずカラカウア通りを西に歩くことにした。 すると、10mほど前に早朝ウォーキングをしている金髪美女(?)を発見! 顔は見えないので後ろ姿美人とでも言っておこう…(汗)。 中肉中背、健康的な後姿…、ポニーテールがポイント高い! こ、これも何かの縁! 僕はウォーキングの経路を彼女にまかせた…。 別の言い方をすれば、後ろを尾行していった…。 悪く言えば、ストーカーもどき…(大汗)。 いやいや、旅は道連れである。。。 Kalakaua Ave→Lewers St→Kalia Rd→Ala Moana Blvdという順序で歩いた。 金髪ちゃんはKalia Rd沿いのヒルトンに入ってしまったので、途中からは1人歩き…。 いや、本当は最初から1人歩き…。 適当に公園の辺りを1時間半ほどウォーキングをしてからホテルに戻った。 2日目の予定はアラモアナ ショッピングセンターで買い物…。 これも日本人の定番である(苦笑)。 アラモアナ ショッピングセンターは200店以上のショップやレストランが集まるハワイ最大のショッピングセンター。 普通なら1日だけでは回りきれないところだが、僕が目指すところはだた1つ! シアーズだけである! 何故なら501ジーンズを格安で購入するため…(汗)。 以前の日記にも書いたことがあるが僕は501ジーンズしか履かない。 現在、所有している501ジーンズは8本。 501ジーンズは日本で購入すると安い物で10000円くらい、高いものだと1400000円。 ←これが\1400000。 僕はジーンズに20000円以上はかけたくないのでVintageもんには手を出さない。 ホテルからアラモアナ ショッピングセンターまでは8番の”THE BUS”で行った。 93歳の祖母は車椅子である。 家の中では歩いているが、足腰が弱くなっているので外出する時は車椅子を使っている。 バス停にバスが到着すると、運転手が降りてきて車椅子の祖母を先に車内に乗せた。 僕が知っている限りでは、アメリカのバスの乗車口には車椅子を乗せるためのリフトが設置されている。 バスの前方の座席は折りたたみ式になっていて、車椅子の乗客が乗ってくると、 そこに座っていた乗客は移動しなければならない。 そして座席はたたまれ、空いたスペースに車椅子は固定される。 これを初めて見たのはLAにホームステイしていた頃なので10年以上前なのだが、 こういう面では日本はまだまだ遅れているなぁ~と思う。 アラモアナ ショッピングセンターに到着すると祖母はアイスクリームが食べたいと言い出したので、 とりあえずアラモアナ ショッピングセンターの1階ある巨大フードコート内のハーゲンダッツへ…。 祖母が満足した後、みんなで待ち合わせ時間と場所を決めたら、 僕と従兄はランチを食べにKIRIN RESTAURANTへ行った。 この店は従兄がロブスターを食べるために行きたがっていた店である。 僕はフカヒレスープとチャーハン、従兄はロブスターを1匹、そして数品の飲茶とビールを注文した。 この店の料理はどれも美味しかった…、当たり♪ ロブスターは嫌いなので食べていないけど。。。 お腹がいっぱいになった後、早速シーアズへ行った。 シアーズで売られていた501ジーンズは何と34.99ドル♪ 1本4000円以下である! つい最近16800円で買った501ジーンズと似たような色落ちシーンズも34.99ドル♪ とりあえず安いので4本購入…(汗)。 4本買っても、先日払った16800円以下である。 僕は得したのか損したのか複雑な気持ちになった(苦笑)。 そこで思い出したのがAverage Methodである! 仮に34.99ドルを4000円に置き換えてみて計算してみよう。 4月に購入したジーンズが2本だとすると平均価格は、(16800+4000)/2 = 10400円。 しかし今回4本購入し計5本にすると(16800+4000×4)/5=6560円になる。 つまり買えば買うほど購入平均価格が下がるのだ! だから買うべし!という結論になった(笑)。 次に向かった先は3Fにあるスポース用品店のFoot Locker…。 そこでアディダスのシューズを発見! 幕張のアウトレットでは8000~9000円くらいで売っていて、そのうち買おうと思っていたのだが、 この店では”2 for 89.99”だった(驚)。 2足で約10000円である…、日本で目をつけていたデザインのシューズと全く同じなのに…、ほぼ半額! もちろん速攻で購入した…。 それからウォーキング用のパンツを2枚衝動買い…。 満足♪満足♪ それからGAPに行き、お買い得品を物色開始…。 すると日本では7000円くらいで売られているチノパンが”2 for 69.99”で並んでいるのを発見! これもほぼ半額である。 “Can I try it on?” 試着してから速攻で購入した…。 裾上げの必要ナシなのでズボンやシーンズを買うのはラクである~♪ そして何故、日本人がハワイ好きか理解できた。 買い物をすればするほど、日本との内外価格差でツアー代くらいは補えてしまうだろう…。 そして16時に待ち合わせ場所に戻ると集合者はまばらだった…。 女性たちはまだ買い物をしているらしく、戻っていたのは男性たちばかり。 集合時間に遅れて女性たちが戻ってきたが、 結局「各自18時までにホテルに帰る」ということになりすぐ解散した(笑)。 みなさん買い物時間が足りないらしい…。 僕と従兄と従妹の3人は、3FにあるBABBA GUMP(URLはナシ)という飲食店に行った。 従兄がカクテルを飲みたいというからである…。 この店はフォレストガンプのキャラクターにちなんだレストラン。 バケツいっぱいに入ったエビがウリらしい…(汗)。 また、エビかよ! 店員のお姉さんにバケツいっぱいに入ったエビ料理を勧められたが、 反射的に”No thanks, I hate fuckin’ Shrimp”と嫌な顔をしてしまった(苦笑)。 ごめんね、お姉さん~。 夕方だったのでディナーも近いし、マルガリータを2杯だけ飲んで清算… この店には日本人観光客が少なく欧米人ばかりだった。 リゾート気分を味わえたのでヨシ! ほろ酔い気分で8番バスに乗り、僕たち3人はホテルに戻った…。 部屋に戻りシャワーを浴びた後、僕は買ってきたジーンズやシューズを履き、 部屋の大きな鏡の前で1人ファッションショー開始…(汗)。 すっかりナルシストモードに突入…(大汗)。 もちろん同室の従兄はシャワー中のときである…。 その後、祖母の部屋に集合すると事件が起こっていた! 何と祖母のパスポートが無くなっていたのだ! 祖母は93歳とはいえボケとは無縁…、ウチの母の方がボケているくらいである(苦笑)。 パスポートは祖母の同居している叔母さん(父の妹)が一括管理していたので、祖母の責任ではない。 パスポートを最後に見たのは空港出口らしい…、そして鞄に入れたとのこと。 とにかく大騒ぎになり、全員の鞄を開けて荷物チェックをした。 僕は空港で拘束されていて、みんなとは一緒にホテルに来なかったので容疑者からは外された(笑)。 しかし誰の鞄の中にも祖母のパスポートだけはなかった…。 祖母の部屋の金庫にもなかった…。 はぁ~、3日目は日本領事館行きかよ~。 明日3日目の予定はゴルフ、僕はゴルフをしないのでマウイ島に日帰り旅行だった。 しかもパスポートのコピーは日本においてきてしまったって言うし…。 そのとき父が口を開いた…。 「全員の部屋の金庫をチェックしてないよな?」 そして大騒ぎを始めた叔母の部屋の金庫に祖母のパスポートはあった…。 自分で騒ぎ出して実は自分で自分の部屋の金庫に保管していた叔母さん、祖母よりボケているかも(嘘)。 いい笑い話ができたので、これも思い出である。 今夜も全員でカラカウア通りを歩いた。 明日ゴルフをする人たちはゴルフショップに入り、ボール、帽子、ウェアなどを買っていた。 夕食は予約ナシでぶらりと入ったヴィラ・パラディーソというイタリアンレストラン。 表のメニューにはエビ料理ばかり載っていたので嫌な予感がした…。 しかし杞憂に終わり、僕はカニのクリームパスタとBIRRA MORETTIを注文した。 エビは嫌いだが、カニは好きでも嫌いでもない。 料理はなかなか美味しくて、ここでも満足♪ …のはずだったが、父たちが「ジュン、お前、みんなと一緒に明日ゴルフ場に来い!」言い出した…(汗)。 えっ? ちょっと待って! 前々からゴルフの日はマウイ島に日帰りで行きたいって申告していたし、OKしてくれたじゃん! 父たち曰く、メンバー10名のうちゴルフをするのが8名、祖母は見学。 お前がマウイ島に行くと、誰が祖母の相手をするんだ! とのこと。 そんなことは最初からわかっていたんだけど、 初日に「せっかくここまで来たんだからマウイ島でも見て来いよ!」と言ってくれたのは父たちでしょ!!! あの時は、やっぱり酔っ払いの戯言だったのか…。 まあ、タダで旅行して毎日タダ飯食って、おまけにビジネスクラスとエコノミーの差額分をT/Cで貰っていたので、 文句は言えないし、嫌な顔もできなかったし、笑顔でYes, sir…(苦笑)。 翌朝7時、ホテルにゴルフ場までの迎えの車が来るということなので、ホテルに戻るなり速攻で眠りについた…。 ホノルル滞在3日目…。 この日はマウイ島日帰り旅行の予定だった。 早朝5時にホテルに迎えの車が来る…。 僕は5時半に起きた…。 でも、僕は余裕である…。 そう、前回の日記にも書いたが、今日はゴルフ場で祖母の世話をしなければならない…。 僕はシャワーを浴びた後、セブンイレブンへ朝食の巻き寿司と野菜ジュースを買いに行き、軽く朝食をとった。 親戚たちはホテルの朝食付なのだが、両親にとっては1.50ドルの巻き寿司の方がよかったみたいだ(笑)。 御老体の和食党にとって、毎日のコンチネンタル式の朝食は飽きるらしい…。 7時になりホテルに迎えのバスが到着。 全員バスに乗り込んだ…。 今回、行ったゴルフ場はMakaha Golf Club。 ワイキキでは車で西へ1時間ちょっとのところにあるらしい。 月曜日の早朝のHighwayは渋滞で、車がなかなか進まなかった。 車がワイキキからパールシティを抜けた頃、ようやく渋滞から抜け出すことができ快適な移動ができた。 僕以外のメンバーは車内で爆睡していたが、僕は車内で寝ない人なので窓から見える景色を楽しんだ。 車内ではFM放送が流れていて、僕のi-Podに入っている曲とけっこうカブっていた…。 海の景色とマッチしていて、まるでMTVを観ているような気分のままバスはゴルフ場へ到着した。 僕はゴルフ嫌いなので、ゴルフ場に行ったのは初めてだった。 2人乗りのゴルフカートに乗ってゴルフコースを回るのだが、これがまた楽しかった。 子どものときに大好きだったゴーカートを思い出した…。 10人中、ゴルフをしないのは僕と祖母、残りの8人は2組に分かれた。 僕は祖母を助手席に乗せてカートを運転…、そして従兄や叔父からカメラを渡されカメラマンも兼任(苦笑)。 それにしてもゴルフ場は大きな公園みたいで雰囲気が良かった。 高地にあるためコースからは遠くに青い海を見ることができた。 緑の芝と青い海、ワイアナエ山脈の岩肌…、とてもいい景色だ。 僕はカートに祖母を乗せたまま、2つの組の間を行ったり来たりした写真を撮った。 祖母は花が好きみたいで、「あの花のそばに行っておくれ」とか「あの花をとってきておくれ」とか僕にリクエスト…。 祖母のリクエスト通りに、花の写真もカメラにおさめた。 後で考えてみたら従兄や叔父のカメラばかり使っていたので、自分の写真がほとんどなかった(苦笑)。 さて、祖母は退屈しているんだろうな~と心配したが、表情を見る限りでは楽しんでいるように見えた。 祖母曰く「今回はみんなが集まってくれて嬉しい。100歳まで生きる気力が湧いた」とのこと。 僕にとっては嬉しい言葉だったが、その後に一言あった…。 「明日は、みんなでどこに行くんだい?」 えっ、みんなで? 僕はハワイ島に行ってキラウエア火山を見てくる予定なんだけど…。 これは前々から言っていたじゃん…。 もちろん高齢で車椅子の祖母にはキラウエア火山行きは無理であろう…。 ハワイ島に行く予定なのは僕と従兄と従妹の3名だけである。 「みんなで集まってどこかに行きたいね」また祖母は言った。 つまり集団行動である。 物事を強制されると反抗してしまう僕であるが、こういう風に優しく言われてしまうと弱い(泣)。 その瞬間、マウイ島に続き、ハワイ島行きもあきらめた…。 結局ゴルフ場にいたのは9時~14時半までの5時間半。 ずーと左ハンドルのカートに乗っていたので体の左側だけが日焼けしてしまった。 日焼けした左手、左足…。 白いままの右手、右足…。 こ、これはかなり格好悪い…(激汗)。 まるでマジンガーZに出てくる悪役のあしゅら男爵である(←知ってる?) これは明日、ワイキキビーチで全身日焼けして修正が必要だな…。 僕は何があっても、明日はワイキキビーチで寝ることに決めた。 男には譲れないものがある。。。 送迎車でワイキキに戻ると16時になっていた。 中途半端な時間だが、全員ランチ抜きなので空腹だった。 そこで行った店がえぞ菊である。 (東京の西早稲田の本店は味噌ラーメンで有名) そこで注文したのが冷やし中華と餃子とビール2本…。 僕の個人旅行ではありえないことだが、日本のラーメン屋ですっかり日本気分になった(汗)。 ちなみに夕食のための外出はナシ。 今夜は祖母の部屋に集まりビールを持ち込んで飲み会をするとのこと。 早めの夕食後は自由行動だったので、僕は土産を買うことにした。 まず向かったのがCrazy shirtsというTシャツ屋。 某夫妻にペアルックでTシャツを購入した。 (注:僕が買ったCrazy shirtsのTシャツはDFSの方が2ドル安かった…、先にDFSを見た方がよい。) その後、店舗をプラプラしていると、偶然従妹に会ったので一緒にDFSへ行くことにした。 さてDFSで買おうと思っていたのが嫁さんの財布。 だいぶ年季が入ってきたので、そろそろ変え時だと僕は思っていた。 昨年、僕は財布を失くしたばかりなので、僕の財布は新品である(当たり前)。 でも嫁さんの財布も父の財布も年季が入っていた…。 ちなみにそれらの財布は僕が買ってあげたものである。 まず嫁さん用の財布を物色…、僕は皮製の財布が好きだ。 そして目についたのがフェ○ガモの財布とブル○リの財布…同じ値段ある。 物はフェ○ガモの方が良かったので購入。 ちなみに僕はフェ○ガモは大好きである(嫌いなのは安っぽいプ○ダ)。 特にフェ○ガモの靴のデザインが好き…、でもフェ○ガモは何1つ持っていない(苦笑)。 父はダン○ル好きなので、ダン○ルの財布を購入…、これは父の日に渡す予定。 先月、母には財布を買ってあげたばかりなので、今回はオ○ガの時計を購入…、これは母の日に渡す予定。 自分自身へは501ジーンズを購入したことだけで満足なので特にナシ(笑)。 こういう浪費ばかりしているから貯金が溜まらないのである。 嫁さんの1/10以下の貯金しか持っていない僕。。。 その後、タバコ売り場へ行って頼まれていたタバコを2カートン購入。 タバコは成田の免税店の方が安かったのでちょっと悔しかった…(苦笑)。 ちなみに僕は禁煙者である。。。 タバコ売り場の隣にあるのが香水売り場…。 そういえば香水が切れかかっているのを思い出し購入することにした。 今まで使っていたのがヒューゴボスの ELEMENTS AQUAだったのだが、免税店には置いてなかったので数年ぶりに違うものにすることにした。 何故、今までELEMENTS AQUAを使っていたかというと、嫁さんに選んでもらっていたからである。 嫁さんは留学時代に免税店でバイトをしていたのでブランド品には詳しい…。 香水はブランド品を買えばいいというものではないので選択が難しいのである。 僕の場合、いつも(店員以外の)女性に選んでもらって買うことにしている。 さて、売り場にあった香水全部を試しに嗅いでみた僕と従妹…、 僕は全部似たような匂いに思えたが、従妹のチェックは厳しかった…。 そこにおしゃべりなオバサンの店員が加わり、従妹と香水談義を始めてしまった(汗)。 で、結局、僕が買うことになったのが、クリスチャン ディオールの Higher Energy、47ドル! この香水なら職場の人にも好感をもたれること間違いナシ! センスのいい爽やか系の匂いらしい…(笑)。 (後で知ったのだが、日本で買うのと価格に大差はなかった) ちなみに従妹が購入したのはブル○リのブルーとかいうやつだ。 女性の香水に関する知識は皆無なので、これから真面目に勉強しようと思った…。 その後、ホテルに戻って祖母の部屋で飲み会をした。 そして酔ったまま就寝。。。 ホノルル滞在4日目…。 この日はハワイ島日帰り旅行の予定だった。 早朝5時にホテルに迎えの車が来る…。 僕は6時半に起きた…。 そう、前回の日記にも書いたが、今日も祖母のお供をしなければならない…。 どうやら水族館に行きたいらしい…。 僕はシャワーを浴びた後、今日もセブンイレブンへ巻き寿司と野菜ジュースを買いに行き、 ワイキキビーチでエメラルドグリーンの海とコントラストをなす白浜を見ながら軽く朝食をとった。 知っている人も多いと思うがワイキキビーチは人工の砂浜である。 ワイキキは湿地帯を埋め立てた場所とのこと。 そして高齢、いや恒例のウォーキング開始…、今回はアラワイ運河沿いを歩いた。 今回は後ろ姿美人ちゃんに遭遇できなったので残念!(汗)。 13年前、ホノルルマラソンに参加するためにハワイに来たときも アラワイ運河沿いを歩いてアラモアナ ショッピングセンターに行ったことがある。 運河沿いは絶好のウォーキングになっているらしく、僕以外にも多くの人が散歩やランニングしていた…。 僕は1時間くらいウォーキングをしてからホテルへ戻った。 そして祖母の部屋に集まり、みんなでワイキキ水族館へ行くことになった。 エメラルドグリーンの海を眺めながらカラカウア通りを東へ歩いた…。 ホテル群が見えなくなり動物園や公園の木々が見えてきた頃、ワイキキ水族館に到着した。 ワイキキ水族館はアメリカ国内の公立の水族館としては3番目に古いそうだ。 そしてハワイや太平洋に住む生物400種類、2000もの生物が飼育されているとのこと。 水族館内にはテーマごとに大小様々な水槽が設けられていた。 日本語の説明が聞けるレシーバーを貸し出しているので英語が苦手な親戚たちも十分楽しんでいるようだった。 僕はプライドがあるのでレシーバーなんか使わない。 でも魚関係の英単語も使っていなかった(覚えていなかった)ので意味はイマイチ理解してなかった(汗)。 ところが予想したことが起こった…。 「ジュン! これは何て書いてあるんだ?訳せ!」との命令が…(汗)。 はっ?レシーバー持っているんでしょ? 日本語の説明なんだから、よく聞いておいてよ! …って感じなのだが、そんなことタダ旅行の身分で言えるわけがない(泣)。 この旅では日本語で予約できるレストランの予約も英語でやらされたし、 本当にツアーガイドさんや添乗員さんの苦労が理解できた…。 それにしてもワイキキで水族館へはわざわざ行く必要もないなぁ~と思った。 葛西臨海公園の水族館の方が全然マシである(笑)。 次に行くことになったのがイオラニ宮殿である。 1882年、第7代カラカウア大王の時代に建立されたらしい。 イオラニ宮殿へはワイキキからダウンタウン方向へ車で20分。 宮殿は有名なカメハメハ大王像と向き合うように建っていて、宮殿敷地内は無料で入ることができる。 14:20からの日本語ガイドツアーに参加するため、昼食もとらずに僕たちは2番バスに乗った…。 バス運転手に「イオラニ宮殿の近くのバス停で降りるから着いたら声をかけて」と頼んだ。 祖母の車椅子の昇降をしなくてはならない運転手は快くOKをしてくれた。 順調に走っていたバスだが、急に公園付近で止まってしまい、運転手は外へ飛び出した…。 何が起こったんだ?と思い、外を見ると運転手が公衆トイレへ入っていった(驚)。 日本ではありえない。。。 そして宮殿に到着したのが14:25、日本語ガイドツアーはgone~、しかも古い建物なので車椅子はダメとのこと。 軽く写真だけ撮って、ここはオシマイ~。 みんな空腹でイライラしていたし、気晴らしにアラモアナ ショッピングセンターへ行くことになった(笑)。 アラモアナ ショッピングセンターに到着したのが15:30だった。 ディナーの予約が19:00だから、今ここであまり食べることはできない…。 とりあえず簡単にということで行ったのがフードコート、ここには世界各国の料理がある。 軽くということなのでタイ料理のリトルカフェ シャムで生春巻と、スバーロ イタリアンでピザを1ピース買った。 これを3人で分けて食べた。。。 本当にランチというよりおやつ感覚である。 そして18:00までは自由行動になった。 みんな買い物に夢中になっていたが、僕は既に目的の物は全て手に入れてしまっていたので適当に時間潰し…。 もっと501ジーンズを買おうかな~と思ったり、もっとGAPで買い物しようかな~と思ったりしたが、 でも思っただけで終わってしまった…。 何故なら、ちょっと出費した金額を計算してみたところ、20数万円…(激汗)。 これが来月に請求されるのである…。 浮かれ気分が吹っ飛び、目が覚めた。 さてショッピングが終わり、ディナーのため向かったのがTANAKA OF TOKYO CENTRALである。 よく考えるとふざけた店名だ(苦笑)。 今回行ったセントラル店はDFSギャラリアの隣にありロケーションはよかった。 店内に入ると広々としたラウンジへ案内された。 優雅といえば優雅なのだが、ラウンジは銀座のキャバレーみたいな内装だった(笑)。 音楽や装飾品は「日本」を意識しているのだが、どこかズレていた…。 この違和感…、ラストサムライの映画を観たときのようだ。 しばらくするとラウンジからホールに通された。 テーブルはコの字型になっていて、中心で鉄板焼きのシェフがパフォーマンスをしながら、 野菜の数々、サーロイン、ロブスターテイル、海老、カニ足などを焼いていった。 シェフは日系人のハーフで、片言の日本語をしゃべり、ジョークを飛ばす。 例えば、モヤシを焼いているのに「うどん!」とか「焼きそば!」とか言い出した…。 日本人シェフが同じことを言ったならば、即「責任者出せ!」もんだが、外人が言うとカワイイもんである。 幹事の陽気な叔父はオヤジジョークが好きな人なので、シェフのジョークに対抗してジョークを飛ばし始めた…。 「この2人、新婚なんだよ。何かサービスしてよ!」叔父は冗談を言った。 この2人とは従兄と従妹、世間では「負け犬」と言われる世代。 父方のイトコで独身はこの2人だけ…。 しかしイトコたちの名誉のために書いておくが、彼らは「結婚できない」のではなく「結婚しない」だけ。 恋人には不自由しないと思うし…、いわゆる独身貴族ってやつである。 しかしこのジョークの問題点は2人が兄妹である!ということだ(笑)。 シェフはジョークを信用してしまい、お祝いのシャンペーンを僕ら10名にプレゼントしてくれた。 そして英語で陽気に質問を始め出した…。 「知り合ったきっかけは?」とか「プロポーズの言葉は?」とか…。 シェフにすれば悪気はなく、場を盛り上げるための会話だったのだろう。 片言の日本語をしゃべっていたシェフは、僕が英語を話せることを知ると、”Ask them”と僕を通訳に使い始めたのだ。 僕はシャンペーンを飲みご機嫌だったが、兄妹なのに新婚にされてしまったイトコたちは複雑な顔をしていた(笑)。 料理は相変わらず、エビ攻撃…、そしてロブスター攻撃…、 エビ嫌いな僕は隣のイトコたちに全部あげたので、空腹のままだった(泣)。 そして最後にサーロインが登場♪ もちろん「レア」で注文! 最後にサーロインが出てくるまで、ほとんどの人が満腹になってしまったみたいで、 「ジュン、この肉食べていいぞ!」と沢山の肉が僕の皿にのせられていった(汗)。 ダイエット中なのに…。 でも全部食べた…、2005年のステーキはこれで打ち止めである。 その後、従兄の希望でシェラトン・モアナ・サーフライダー内にあるザ・ビーチ・バー へ飲みに行った。 マイタイ、ダイキリ、マルガリータを飲んだら、とてもいい気分になり「俺が全部払う」とか言い出してしまった(汗)。 そして財布の残ったのは5ドル紙幣1枚と硬貨数枚…(大汗)。 あれ、3日前までは1000ドル以上の現金を持っていたはずなのに…。 食事代は払っていないはずなのに…。 あれ? あれ? 鉄板焼きレストランでもビールを飲みまくっていた僕はホテルへ戻ると速攻で意識を失った…。 明日は帰国である。。。 ホノルル滞在最終日…。 早朝7時にホテルに迎えの車が来る…。 僕は3時半に起きた…。 前日、飲みすぎたので二日酔いになってしまい気分が悪かった。 3時間くらいしか睡眠をとっていない…。 僕は熱いお湯をバスタブに溜め、ハワイに来て初めての風呂に入った。 1時間くらい入浴した後、まだ暗い街を歩いてみることにした。 とりあえず向かったのがクヒオ通り沿いにあるセブンイレブン…、恒例の朝食を買うためだった。 午前4時55分、街はまだ暗く、人通りはほとんどない。 僕がホテルを出ると、道端に立っていた現地人の不審な男が僕の方を見ていた。 そして僕の方へ近づいてきて男は言った。 「マリファナ!コカイン!」 僕は立ち止まることもなく、男を無視して歩いた。 ホテルからセブンイレブンまでは200~300mくらいなのだが、その間に4人の男に声をかけられた。 ここがシドニーだったら男はホ○に間違いないのだが、ここホノルルでは薬売りばかりだ。 みんな「マリファナ!コカイン!」と2つの単語だけを言う。 こんなに売人がいるってことは、きっと需要もあるのだろう…。 とにかく次々現れる売人を無視して歩く僕の前に出てきたのが、 ナオミ・キャンベルをブスにしてケバくした黒人女性だった…(汗)。 彼女は僕にウインクして言った。 「はぁ~い、だぁ~りん~♪」 Back off bitch! 売人の次は” Hooker”かよ…。 僕は女を無視してさらに歩いた。 午前5時、僕はセブンイレブンに到着、野菜ジュースとカルフォルニアロールを買った。 汚い売人や売春婦を見たせいか、早朝から真面目に働くレジのお姉さんが眩しく見えてしまった。 もし僕が既婚でなかったら咄嗟に”Will you marry me?”と言ってしまったかもしれない(汗)。 もしレジのお姉さんが「あなたの愛人5号にして♪」言ったならば、即答でOKしただろう…。 でも結局それは儚い妄想で終わった。。。 あまりにも売人が多いので早朝ウォーキングは止めてホテルに戻ることにした。 ハワイといっても所詮アメリカである。 危機管理は自己責任なのだ! 「マリファナ!コカイン!」 僕が歩いていると売人たちが声をかけてくる…。 それを無視して歩いていると、金髪ポーニーテール、ブルージーンズに白いタンクトップの清楚な少女が現れた(驚)。 見た感じでは学生風…、かなりカワイイ…(汗)。 そして、“Hi”と少女が声をかけてきた…。 咄嗟に“Hi”と反応してしまったポーニーテール好きの僕…、悲しい男の性である(泣)。 しかしながら日本人オヤジ特有のエロエロ下心を持っていない僕である! この“Hi”と発声した数秒の間に、状況は読み切っていた…。 この少女は美人局(つつもたせ)に間違いない! 僕の脳裏には衛星写真を撮るような感じで、上空から少女の仲間が隠れている位置まで見えていた。 そして僕の目は赤外線スコープを装着したように闇の中の敵の数を見切っていた…。 だいたい日本でも道で美女に声をかけられるときは「道案内」の場合しかない僕である。 基本的に日本人男性がモテないアメリカで、カワイイ子に声をかけられること自体がおかしい。 それも暗い道で…。 僕は“Hi”を言ったあと、立ち止まることなく歩き続けた…。 ホテルに戻ると眠いので仮眠…。 空港行きの車の中でも仮眠…。 飛行機に乗ると3人掛けの座席を独り占めし、横になって爆睡…。 寝ている間に日本に帰って来てしまった(笑) 4/20午前9時45分、ホノルル発…、4/21午後1時、成田着…、時差の関係で1日以上時間がズレていた(苦笑)。 だから4泊6日なのである~。 空港に着くと従妹がスッチーたちと北京語で楽しそうに会話をしているのを発見した。 今回は中華航空という台湾の航空会社だったので、スッチーの大半は台湾人だった。 従妹は大学で中国語を専攻、台湾の大学に留学し、現在も中国語を使った仕事をしているので中国語は堪能。 早速、僕も会話に混ぜてもらおうと思ったが中国語はカジったこともないので全然わからない。 そこで従妹に通訳するように言った。 「僕は既婚ですが、アナタがそばにいてくれるなら、今日にでも離婚します!」 しかし軽く無視されてしまった…(泣)。 その後、空港のレストランで軽く飲み会をやってから帰宅…。 帰宅した真っ先に向かったのが体脂肪計…。 リバウンド…、恐怖の瞬間である。 でも体重はg(グラム)レベルの微増で、体脂肪も1%の微増だったので安堵♪ ハワイでのウォーキング効果があったらしい。 ジャンル別一覧
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